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1-783 名前: 776 投稿日: 2006/08/16(水) 11:32:54 [ iOX64y52 ]
2投目、続けて新作からいきますよー。
>>778にネタは熱いうちにと言われたのでついまたw
>>780他 ネタバレはしてないと思いますが先行すみません。
委託早く始まってくれるといいんだけど・・・。

>>776の対として書いてみた。ありがちなフレーズばかりだけど。
基本的に迷わず音に乗ると思うけど、
ラスト付近の高速詠唱は一部音符無視してるのでよろしく。


大空魔術 より 向こう側の月
「向こう側の月」


初めは小さな後悔と
別れた悲しみだけだった
あなたの笑顔と優しさが
こんなに遠くになるなんて

知らなかっただけなの

 瞼をを閉じれば会える
 繰り返した情熱と冒険の日々に
 戻して返して時を
 目を開けば遠ざかるあの日の街

  ああ 夕焼けが涙を照らす
  いくつ 沈む陽を数えたかな
  ああ あなたのぬくもりが消える
  月は 変わらずそこにあるのに

割れた風鈴はもう鳴らず
寂しく風に揺られるだけ
欠片を集めて繋げても
あの日の音色は響かない

あなたに貰ったオルゴール
ぜんまい仕掛けが動かない
中に大切に隠すのは
宛名の書けない手紙だけ

 心を閉ざして眠る
 癒えることの無い傷が開かないように
 戻して返して時を
 目を覚ませば変わらないひとりの街

  ああ 約束の丘も枯れ果て
  どこへ 私は向かえばいいの
  ああ 朝なんて来なくていいの
  星と 月に抱かれ眠るから

  ああ 夢の果てのあなたはまるで向こう側の月
  永久(とわ)に めぐり合えないおとぎ話の街の人
  ああ それでも太陽は昇り鳥は朝を告げる
  いつも 残されるのは逃れられない孤独だけ

いつしか痛みは耐えがたく
祈りの声に変わっていた
神様もしもいるのならば
この苦しみを忘れさせて

眠りに優しく包まれて
私は私を失うの・・・

1-830 名前: 名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/08/18(金) 20:50:19 [ zL4vYrUM ]
向こう側の月


[0:00]微かに見える淡い光 二度と見られぬ御伽噺
[0:07]消し潰された月の夢と ぼやけて見える今のうつつ
[0:14]届かぬ空と 想いと

[0:21]風吹き抜けてく心
[0:27]悲しみなどとうに消えて空ろに帰り
[0:34]ありふれた景色の中
[0:40]その瞳が映すのは 夢 それとも

[0:48]もう 今を照らす光さえも
[0:54]嘘に まみれているように見え
[1:01]そう それを映す瞳さえも
[1:07]虚ろに 塗り潰された気がして

[1:14]届かぬ夢を追い求めて 悲しきさだめ認められず
[1:21]やつれた腕に力込めて 終わりはまだと抗ってる
[1:28]それでも未だ届かない手 滑るばかり掴めもしない
[1:35]夢なんてもう置いて行こう 御伽噺はもうおしまい


[1:48]諦め 終わりを迎え
[1:54]夢は閉じて 劇は幕を下ろし 還りゆく
[2:02]もうすぐ 創られていく
[2:08]嘘ばかりで覆われた 世界の成れ

[2:15]もう 夢は幻と変わった
[2:21]小さな 月の欠片握り締め
[2:28]ああ 照らす陽に目を向けながら
[2:35]向こう側の月に思い馳せ


[3:09]もううつつなどどうでもいい もう見えないそうそれでいい
[3:15]本当よりも綺麗な嘘 それだけでいいとみな言った
[3:23]御伽噺はもうおしまい 本を閉じて眠りにつこう



しかし>>809の人の言ってる事がもっとも過ぎて耳が痛い(´・ω・`)



2-89 名前:名前が無い程度の能力 投稿日: 2006/11/05(日) 20:43:48 [ XokEhH/o ]
ついに大空魔術ラストトラックです。
長かったなあ…
「向こう側の月」

(0:00)誰もが痛み 忘れられず
   全てが月に飲み込まれて
   救いも何も現れずに
   ただその中で一つになる

(0:20)ここまで 来れたら 行こう
   貴方が私に追いつけることが出来たら
   どこでも 一緒に 行こう
   貴方が私よりも保てられたなら

(0:48)祈り 奉げ 共に歩こう
   君が つまづいたなら 手を差そう
   此処は彼方の遊園地で
   君は 私と此処の玩具に

(1:14)身体 突き刺す 罪とあらば
   この心を持って受け止めよう
   心 蝕む 罪とあらば
   この器を使い 償おう

(1:27)世界に神がいるのならば
   あまりにも無慈悲に過ぎるよ
   世界が移ろい 巡るなら
   どうか慈悲を 一欠片でも

(1:48)向こうに 見えてる 月は
   眩しく眩むほどの光を讃えていて
   今はそのままでいて 
   陽を受け 照らす 鏡のままでずっといて

(2:16)緑の風が吹き抜ける
   白い雲達は渦を巻いて
   透明な夜が降り注いで
   金色に輝く月は笑う

(2:41)さあ 私の暗い意志と行きましょう どこまでも
(2:47)月は 私達の為 道を照らしてくれている
(2:55)そう この世界に私と貴方が永久(とわ)に築く 此処で育つ為の無垢な証だけを
(3:03)貴方はいつまでも此処で守っていて 世界に染められないように いつまでも

(3:08)向こうの月が紅く染まる
   紅い光を ただ放って
   月の涙は 青白くて
   冷たい雨に 変わりゆくよ

(3:22)奏でる 月が 鎮魂歌を
   向こう側の月が奏でる

2:41〜3:03の部分が歌いづらいです。最後までこんな調子。
『鎮魂歌』は『ちんこんか』でも『レクイエム』でもどっちでも。

いつもいつもこんな稚拙な歌詞なのに応援ありがとうございました…
それではノシ



6-552 ◆WrQEk/AVK2:2011/06/17(金) 06:35:49 ID:RnVc8nBM0
大空魔術〜Magical Astronomyより 向こう側の月

0:00 どこまでいけば見えるだろう 仰ぐ空燈す月の色
0:08 瞳に映る星の数を 幾つ数えても終わらない

0:15 月下に影は伸びていく

0:21 光はまやかしのように 手元すらすり抜けて何処へ誘(いざな)うのか
0:35 満天の羅針盤は 海図を朧に照らしているだけだと

0:49 あてなど無い旅の語り どこで潰えるとも知らないで
1:02 語り部の無い夢の続き 次に広がるのは無地の色

1:15 静かに波打つ星海は 祝福の音を奏でつつ
1:23 帆に受ける風はたおやかに 星図の果てを目指していく

1:29 散りばめられた星の砂を 集めて返すは銀の河
1:37 忘れ去られた思い人の 伝説が眠るその地まで


1:49 光はまぼろしのように 夢の中だけに現れては消えていく
2:02 星座に名を連ねても まだ本当の神話は誰も知らない

2:16 あてなど無い旅の続き 誰が記している訳もなく
2:29 綴り手の無い本の末路 次に見るのは光か闇か

2:42 青白い視界を抜けたのなら そこに何が待っているだろう
2:56 夢から覚めたとしたのなら (眼を開いたその時) それは本当に現実なのだろうか

3:09 どこまでいけば見えるだろう 仰ぐ空燈す月の色
3:16 瞳に映る星の数は 旅立った夢と同じ数
3:23 幾つ数えても終わらない あてなど無い旅の続きを

(終)

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