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5-713 ◆eE7CrvWPRg:2009/06/10(水) 23:33:53 ID:b4/d5Pps0
 幺樂団の歴史3(東方封魔録) 『Complete Darkness』より
         [くらむせかい]

[00:00]
闇夜に煌く 幾億の星は 変わらない姿で ずっと空に在る
一つ一つでは 弱い光でも 沢山在るから 闇を照らし出す

[00:20]
一人 一人の夜 闇を切り裂く 流れ星を見た
眩く(まばゆく)光る 流れ星は消え行く
[00:38]
儚き流星の如き 塵に均しい私
広大な闇の前では 為す術も無かった

[00:56]
けれど 貴女がいたから 一人じゃなかった 道標も無い この暗い世界で
落ち込んでいても 泣きそうになっても 貴女がいたから 前へと進めた

[01:17]
一人一人の力は か弱いものであっても
力をあわせれば 暗い闇も照らし出せる
[01:35]
完全な闇なんて ほら ただの幻だから
闇に怯えて 立ち止まらないで 前に進もう


[01:54]
闇夜を照らすは 幾億の星と 変わり行く姿の 朧な月だけ
強い光でも弱い光でもある その姿は 不安定なもの

[02:13]
一人 一人で行く 暗夜行路 
いつも月明かりで 照らされていた けれどまだ暗くて
[02:32]
過去も未来も 見据えることなど出来ない私
明るみの足りない夜道を 手探りで進む

[02:49]
だから 貴女がいなければ きっと私は 永遠に闇夜の中に囚われ
前に進むことも 引き返すことも 出来ないまま 彷徨っていたかも

[03:10]
一人一人の力は か弱いものであっても
力をあわせれば 暗い闇も照らし出せる
[03:28]
完全な闇も 今 ほら 覆いを取り外され
未来が今 白日の下に 曝け出された

みまさまのテーマ。貴女は「魔梨沙」。
タイトルの「くらむ」は、「暗む」と「眩む」。
みまさまの立ち位置が良く分からなかったので、ある程度想像で書いちゃってみたり。
うーむ、いくら書いても、やっぱり同じ様な内容に行き着いてしまう。そんな不思議。



6-210名前が無い程度の能力:2010/06/22(火) 21:52:42 ID:dTK2u9820
あんまり私事ばかり書き込むのもアレなんで、お題の流れからは逸れるけど、封魔録から一つ
魅魔様絡みの曲は二度目なんだけど、実は旧作さっぱりなので、今回も主題はよそから引っ張ってきた
ただ「この人」のことは三月精でレミリアとパチェがネタにしてるんで、あながち東方と無関係でもない……のかな?

「Complete Darkness」
(0:00)
永(なが)に身を焼くは 業火の烙印
恥辱いやまさる 無聊(ぶりょう)の光陰
なれど時来たり 逆(さか)なる払暁(ふつぎょう)
三度(みたび)世に示せ 叛逆の明星
(0:19)
閉じた夜に背き したり顔の昼にまた背を向け
ただ 黒を負う 凶星(まがぼし)でありたい
(0:38)
神の前で正しいより 己としてあるべく
日に寄り立つ影よりも ひとり立つ闇であれ だから
(0:57)
被造の憾(うら)みも 卑小の辛(つら)みも
非情の摂理も 皮相の節義も
さこそあらばあれ 我は顧みじ
天道なにほどぞ 我は従わじ
(1:17)
機械仕掛けの筋書きは 灰に塗りかえればいい
目眩ましの大団円は 帳(とばり)で閉ざせばいい
(1:35)
誰の前で輝くより 秘めてなおも明らかに
闇を統べる星のごと 人よ傲慢であれ

「一敗地に塗れたからといって、それがどうしたというのだ?」自分、どうも「神様」ってヤツが心底気に食わないらしい……

6-427名前が無い程度の能力:2010/12/23(木) 02:33:39 ID:waBOGuJs0
♪ジングルベ〜ル ジングルベ〜ル あーあーきこえないきこえない
というわけで、以前投稿した>>210をセルフ改変して、素敵なクリスマスキャロルを

Complete Darkness(X’mas edition)
(0:00)
今宵身を焼くは 孤独の烙印
恥辱いやまさる 無聊の閑人
ネロも真っ青の 社会の迫害
ただに世を呪う 魘魅の祝祭
(0:19)
清き夜に唾し したり顔のアベックに背を向け
ただ 毒を吐く 負け犬であるだけ
(0:38)
神の御子を尊ぶより エロスの徳を称え
神の愛に浴すより 二人の愛に溺れ そんな
(0:57)
模倣の聖夜も 妄動の性夜も
非常の連日も 非情の現実も
さこそあらばあれ 我は顧みじ
聖誕なにほどぞ 我は憧れじ
(1:17)
サンタの乗ったホールケーキは 五割引きで買えばいい
予約必須のKFCは 年始に食べればいい
(1:35)
ひとりきりで腐るよりは せめて家族と明るく
闇を秘めて顔に笑みを 心で「クソ喰らえ」


>>382につき、ご感想くださった方々、誠にありがとうございます。が……
どうも不本意ながら、詐欺じみた「誤解」を招いてしまった気がするので
以下、>>382の「なまはげ語」部分の和訳(?)を少々。……読んでもキライにならないでね……

(0:54)
風が歌っているようだ 吹雪の中ひゅらひゅと
悪ふざけのような子どもの笛の音だ
「そっちは寒いか こっちはもっと寒いよ」って
ひゅうらひゅらひゅと 拗ねたように
(1:08)
弥生い弥生(三月)の花も知らず
霜降りの月(十一月)には雪を想う
みんな他人事さ 暦もなにもかもさ
今日が昨日さ 昨夜さ
(1:22)
なあ 風よ雪よ お前たちは知っているかい
日はどうして僕たちのところに照らないんだろう
忘れたのかな 捨てられたのかな
ずっと夜は明けないのかな
(1:36)
何も知ったことか 嘯いてみれば
ひゅうひゅらひゅと流れる冬の歌
凍えてしまったんだろうか 慣らされてしまったんだろうか
君は君で 僕は僕だ
(1:57)
そう 誰も そう

ぶっちゃけ、コレは「怨念」ですね……。ノスタルジーの皮を被ったアンチ・ノスタルジー……

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