6-837 
6-837名前が無い程度の能力:2013/12/21(土) 04:04:09 ID:KpmrO/h6O
気が付いたら前投稿から1年1ヶ月も経ってたけど、相も変わらずの「歴史」ネタ
当時的現在も意識した瞬間に過去なわけだから「歴史」の範疇に入れていいって、カー先生がいってた(嘘)
よりいえば、「滅び」っていうのが「現代」の死亡証明で「歴史」化の分水嶺だってするなら
現在進行形の「滅び」を前にして、「現代」を「歴史」扱いできない道理はないもんだと思う

『東方心綺楼』より、こころ嬢のテーマを借りて(※今日現在、筆者はサントラの範囲でしかこの作品のことを知りません)

「亡失のエモーション」
(0:14)
宵地の錦を摺りて (瞑目の)
墨染め しるき袖を振るい
(0:37)
咽び泣く虎落笛(もがりぶえ)と (緘口の)
合いも綴らぬ破れ鼓(やれつづみ)の
(0:59)
仕舞に候
(1:03)
また
(1:14)
現はかたらない
(1:26)
夢などみはしない
(1:38)
忘我のうちに 縛めた掌で
なにが掴めるのだろう なにが残るだろう
切先鈍き 後ろ手の匕首(あいくち)で
なにを定め なにを秘め なにを なにを 殺す
(2:14)
ねえ
かそけき時代の絶呼と (いまでも)
ねえ
在りし日の かの悲鳴と (きこえないの)
(2:41)
ねえ
踏み躙られる こころと (いまさら)
ねえ
踏み慣らされた こころと
かわらないの
(3;05)
また
(3:16)
現はしりゃしない
(3:28)
夢などありゃしない
(3:40)
怯者の鬨と 唖なる亡者の問いと
障る風も途絶えし
沈黙の舞台に
(3:53)
そそと踏める 萎え果てし足拍子
きこえざれど きかざれど
ただに ままに 踊り

(4:25)
素面の面(おもて)を被り (呆然の)
屍(かばね)が胸に口寄せして
(0:37)
白骨(しらほね)の松ヶ枝には (悄然の)
星降る霜と灰を飾り
(5:09)
仕舞に候
(5:16)
まだ
(5:25)
昨日はかえらない
(5:38)
明日などみえやしない
(5:49)
果ても知れぬ 血と涙の轍に
なにを奪い また捨て 空虚に泣くのだろう
焦土に根差す くたびれた松ヶ枝に
いまを祈り いまを詫び いまを いまを 呪う
(6:25)
ねえ
朽ち果て去らん故郷と (いまにも)
ねえ
終の棲家の在り処と (わからないの)
(6:50)
ねえ
鎮め得ぬこの御霊と (いきばは)
滅び損ねし魂と
きづけないの
(7:16)
まだ
(7:27)
死人(しびと)はかえらない
(7:39)
どこにもかえれない
(7:51)
滂沱(ぼうだ)の膿と 千々の怨みに塗れ
頑と睨み据えよう
虚栄の舞台を
(8:03)
しずと叩く 握り締めた手拍子
ほろびゆけど まもれねど
ひたに せつに 踊る

最近気づいたんだけど、自分、自分で思ってたより、この国のこと愛してた

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